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♪梅は咲いたか桜はまだかいな〜 最近の食の安全を視覚障害者側から見てみると、いろんな問題が分かってくる。 例の中国製ギョーザ中毒事件の発覚後、輸入にかかわった日本生活協同組合連合会や日本たばこ産業(JT)は、問題の商品を食べないよう呼び掛けている。しかし、全国に約三十万人いる視覚障害者の間からは「十分な情報が得られず、対応に困った」との声が出ている。愛知県で一人暮らしの全盲の男性(65)は、テレビで事件を知り、自宅の冷蔵庫の冷凍食品を食べるのをやめた。パッケージに点字や印がなく、触っても中身が判別できないからだ。男性は数日後、自宅に来たホームヘルパーの「目を借りて」確認。問題の商品はなかったが、別の中国産の冷凍食品は「気持ちが悪いので捨てた」とのこと。 確かに、パッケージに点字のある冷凍食品はほとんどない。技術的な難しさもあるだろうが、現に缶ビールなど別の食品では点字表示をしているものがある。とはいえ、視覚障害者は一人で買い物に行く機会が少ない。社協で受託している社会参加型のガイドヘルパーさんとの買い物のとき、どこまで注意をしているだろうか。店員やヘルパーなど、周りの人たちが原産地表示など食の安全性に意識を向けて、教えてくれれば助かるが・・・。 企業の告知方法に疑問の声もある。JTは新聞広告やテレビのCM、ホームページなどで、自主回収を「速やかに幅広くお知らせした」としているものの、ラジオでの告知をAMやFMなどで聞いたことがないように思う。「単純に視覚障害者のことまで気が回らなかったのだろう」と推測できるが、愛煙家の私としてはJTに恨みもなく、未成年者の喫煙防止の「taspo」カードは画期的と思っている。また、割高ではあるが、安全性を売りにしていたCOOP神話も崩れ、毎週火曜日に利用している消費者としても裏切られた感がある。 社会がパニックになったとき、またもや障害者は置き去りにされてしまう。バリアフリーの考えは命や安全にかかわる問題は最優先すべきであり、告知方法のガイドラインなどを早急に整備すべきではないだろうか。 |
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